2015年7月2日木曜日

植村 隆博氏

美容の世界に入ってから、基本的な技術は、父やスタッフの諸先輩方から学んだ。

そして、自分も大学に行きながら美容専門学校に行き、春休み・夏休み等のまとまった休みは、すべてサロンワーク+練習に励んだ。

ヘアコンテストにも積極的に参加し、ヘアショーの舞台にも立った。

自分なりに、技術には自信があった。

そして数年が経ち、ある人物の技術セミナーに参加。
植村隆博氏』だ。

【植村隆博プロフィール】
 英国のヴィダル・サスーン アートディレクターを経て1997年に帰国し、ヘアサロンDADA CuBiCをオープン。2002、03年JHAグランプリ2年連続受賞。04年DADA DESIGN ACADEMY(D.D.A.)開校。09年JHA 青山芸術祭賞受賞。サロンワークを中心に一般誌・業界誌の撮影やヘアショー、セミナーで活躍。各種著書やDVDの発刊。教育活動にも注力していた
衝撃的だった。

セミナーの内容に対して、あまりにも自分の未熟さを痛感。

カットの構造に関して、ぶっちゃけ。

【全っ然わかんねぇ!!】

それからというもの、その方の開催しているカットスクールに足しげく通い、
(学んだ技術はその都度、スタッフにも共有しつつ・・・)
4年もの期間、ベーシックからクリエイティブまでしっかり学ばせてもらいました。

そのおかげで、カットの仕組みや、『型』について、より一層の理解と向上につながった。


なので、今ある自分は、その方のおかげと言っても過言ではない。


しかしその方が、亡くなったのだ。

2013年12月1日、『ガン』によって。
44歳というあまりにも若く、早過ぎる死・・・。

美容界の第一線を走ってきた人の、宿命なのか。
今日の、美容技術発展において一役かった方なのだ。


身につけた、大切なこの技術。知識。経験。

必ず、次の世代につなげて行こうと思う。




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