2015年7月30日木曜日

歯磨きジェルに、救われたぜ。

正直、歯磨きジェルがなかったらと思うとゾッとする。

バーデンスブログをご覧下さったなら、理由はお分かりのはず。

今や、健康ランドに行こうが、ホテル・旅館に行こうが持参する。

そこらには、歯ブラシもアメニティグッズとして付いていて、おまけにそのブラシには歯磨き粉までご丁寧に擦り込まれている。

なのでまずは、そのブラシをよ〜く水洗い。
綺麗に洗い流してから、ジェルを乗せ、ブラッシング。

なぜって?
その、歯磨き粉もまた、硫酸系歯磨き粉だからだ。

一刻も早く、硫酸原料の洗浄剤が主流の時代が終わる事を、切に願う。

歯磨きジェルを忘れてしまった場合は、歯磨き粉なしで、丁寧にブラッシングした方が全然ましなのである。

歯茎にも、歯自体にも。

歯自体の、エナメル質の再石灰化にも、唾液が重要だからだ。

硫酸は、その唾液の分泌を阻害する。
だったら、無しの方がいい。

歯医者でもない、一美容師が、こんなこと言うのはおかしな事なのは承知。

ただ洗う事は、髪であれ、体であれ、口の中であれ、共通なのです。

そして、これらは今やネット検索すれば容易に出てくる。

なので、自分の健康は自分で守るが基本、むしろしやすい時代とも言えます。

何より、洗うものを作っているのは、医者ではなく、化学者なのです。

私としては、化学者の話を直に聞けるのは、ありがたい事。

途中経由の思惑が、ないから。

そしてあくまでも、私は健康オタクではない。

・ハゲたくない
・太りたくない
・虫歯、歯周病になりたくない
・汚い肌になりたくない
・体臭が臭い人になりたくない
・シミ、シワをつくりたくない
・おっさんになりたくない!!!

これらに、なりたくないだけ。

それらにならないよう、実行しているだけなのだ。

なので、わざわざ歯磨きジェルも、シャンプー・トリートメントも持っていかなければいけないわけでもないし、強要もしたくない。

『え〜〜、そこまで徹底してやらなきゃいけないの〜!??』

本来、自由なのです。

自分は、なりたくないからやっているだけ。

こんな勘違いをされている方も、まだまだ多くいらっしゃいます。
『日本の製品だから、安全よね!』

もう気付いているはずです。
認めたくはないお気持ちは重々わかります。

マック事件。
美白事件。
年金問題。
憲法第9条問題。
原発問題。
諸外国と、日本の問題。


知らぬ存ぜぬでは、通らない話になってきております。

知らぬが仏精神では、痛恨の一撃を喰らってしまう。

この情報化社会、ネットで調べれば、知れる時代。
ただ、その情報を見極める事も重要。

それ自体が操作されている可能性もあるからです。


私自身、美容室を経営しております。

知らなかった・・・により、若さに甘んじて、言い訳にし、ムチャクチャ痛い目にあってきました。

知らないということが、後々大打撃をくらうハメになったのです。

つくづく、『知らないって罪だな』と感じさせられました。


そしてまたTPPにより、どれだけ製品が変わっていくのか?
日本のものを見極めるのも、己自身。


その第一歩として、洗う事の重要性・洗う製品の重要性を把握しているにすぎない。

なので、実のところ、おススメはするが、強要したくない。
しかし、皆に快適であって頂きたいというジレンマ。

あくまで、作っているのは化学者。

ただ、取り扱っているので、お伝えできるという話。

まずは、自分がなりたくない。

どう実行するのかは、いつだって己次第なのです。















2015年7月26日日曜日

無意識の意識だっ!!

細かな事に配慮する事。否、出来る事もしくは気付ける事。

なぜこんなにも、男女差があるのだろう。

もちろん、先天的に女性脳・男性脳の違いがあるからだろうが・・・。

にしても、
女性は、【見ていない様で】見ている。
男性は、【見ていない様で】やっぱり見ていない。

同じ一つの絵画をとってみても、
女性は細かなとこに目がいくし、感情・感覚で捉えてるように思う。

俺の場合、正直どこをどう見ていいか分からず「ふ〜ん」等と気取って見せたものの、感想は全く無く絵画について何一つ語れなかった・・・。
(見るって何だ?!とも思っていた。)

同じもの見ているのに。

ある時、サスペンダーを身につけてみた。

すると、どうだろう。

お手洗いが非常に、面倒ではないか!?

外出先で、しかもコートまでも身につけていようものなら、ギリギリまで我慢してしまう程、面倒ではないか。(全部脱がないとズボンが下ろせない!!)

オシャレでしてみたサスペンダー。こんなにまで大変とは…。

女性の場合、当たり前の様にヒールのある靴を履いてますよね?
足を酷使しながらも、ファッショッンの為に苦痛を乗り越え、華やかに装う。

勝てるはずがない。オレなんてちょっと靴ズレしただけで、大騒ぎなのだ。

また、言葉遣い・立ち振る舞い・身なり(清潔感)、も男性よりも厳しく育てられるだろう。

門限も厳しい。メイクもする。

生きていく過程がこんなにまで違うのだ。女性の細かな配慮はそこから生まれるのだと、おいおい分かってきた。

ヘアースタイルに関しても、今や小学生でもオシャレさん。

・カラコンなんか、2〜3枚重ねづけ!
(これ絶対やっちゃダメ!まさにダメ。ゼッタイ。だ!!)

・中学生から、ワキ脱毛のため、エステへGO!!

マジか・・・美意識が、男性よりも遥かに早く、驚異的だ。

そりゃ、差が開きまくるな・・・

美容師となったおかげで、いろんな事に気付けた。

一つ一つ、細かなこと。些細な行動。そして、言葉。
無意識に良い事をしている場合もあれば、無意識にひどい事をしてしまっている場合も有る。

「無意識」にしていた言動も、「意識」して丁寧に執り行った結果、ちゃんと自分を良い方向に導いてくれるのだ。

一方、そのまま自分の我を通し、相変わらずな俺のままであったら、

『意識高い系』では済まされない。
ただの『雑魚』として見られてしまうのだろう。

無意識の意識だっ!!










2015年7月23日木曜日

腸快適な、お湯効果

人間の50〜75%は水分である。

これは、周知の事実。

ただ、この水分の補給に関して自分自身、大きく勘違いしていた事がある。

それは、喉が乾いたら水を飲むということだ。

CMマジックに、はまりまくっていた。

喉の渇きを、さもおいしそうに冷えた水で補給する。

軽やかな響きの氷の中に、アイスコーヒーを注ぎ、これまた美味しそう。

キンキンに冷えたビールは、1日の疲れを吹っ飛ばしてくれそうだ。

コーヒーを飲んだ後、喉が苦い。   から、水を飲む
鍋料理を食べてる時、体が熱い。   から、水を飲む
運動をした後、体を冷やしたい。   から、水を飲む

これら、一つ一つの喉の渇きに対して、冷たい水を飲んでいたのだ。

すると、どうだろう。

その冷たさは、体の芯。つまり、腸まで届き冷え固まる。ひどい時には、便秘を引き起こしていたのだ。

喉は渇いていた。しかし、別に体を冷やしたい訳ではない事に気づいた。

体を冷すのは、扇風機や、冷房、涼やかな風。または、冷たいタオルなどで良い。



人は、汗をかく。

それは、生理的冷房機能だ。

石原結實氏も著書の中で存分に伝えている。

体は決して冷やしてはならぬ。温めれば、様々な病状も改善する』と。

恐らくそれは、体の中の話。

そこで、自分は喉の渇きは全て、お湯にした。

どんなこまかな喉の渇きも、水筒にお湯を入れ、持ち歩く。

すると、腸快適な日々となった。

今の世の中、簡単にペットボトルで水分補給。

しかし、それは体を冷やしてしまう。

温かい飲み物であればいい。

しかし、そこらで販売されている『お茶・コーヒー』類は、香料で出来ているようなもの。

だったらいっそのこと、『お湯』を販売して欲しい。

最近では、常温の水を販売するようになった。

いつの日か、お湯が販売される日を夢見て。


2015年7月18日土曜日

ドライヤーは、やっぱり

ノビーでしょ!





昔は、エンジ色がレトロな感じで、お気に入りだったのになぁ〜
(残念ながら写真なし・・・)

なんか、古めかしくて。

ノビーの魅力と言ったら、なにより【使いやすい】って事。

軽いし、風力・熱力丁度いい。

おまけに、壊れずらい!

アマゾンで、この価格で売ってるんだよ!?

サロンディーラーから買うより、安いじゃんよ!

最近では、温泉地や、健康ランドでも、このNOBBYが主流になりつつあるね。

下手に、マイナスイオンだとか、ナノ〜とかいらんでしょ。ぶっちゃけ。

どうも、吹き出し口周辺のみしか出ていないらしい。

髪に届く頃には、拡散しているようだ。

そんな私も、マイナスイオンドライヤーが出始めの頃は、食いついたよね。

ただ、当時も良いんだか・・・悪いんだか・・・確かな良さは実感出来ず・・・

だから、今となっては、いろんな真実に触れて、シンプルノビーに出戻りだぃ!

家でも使っております。

よろしければ、どうぞ♪



さらに、パーマスタイルの方には、こちらもおすすめ。 

 スタイラー
↑このおもちゃ感覚がたまらない!!

拡散フード、又の名を、『スタイラー』

クセっ毛により、ドライヤーで乾かすと、広がってしまう・・・
又は、パーマヘアーで、乾かすと、髪が広がってしまう方にオススメ。

使い方が気になる方は、お尋ねください。

丁寧にご指導致します♪



2015年7月16日木曜日

パーマデザインは、二人三

パーマが綺麗にかかるかどうか。

そして、お客様が自分でスタイリング出来るのかどうか。

この2点に尽きる。

自分が初めてパーマを体験したのは、高校生時代。

父にかけてもらった。

いや〜、大失敗だ。

『THEおばちゃんパーマ』になってもうた。
          
当時は【パーマ=ぐりぐり】の時代だったから…。

その時の気持ちは、今でも忘れられない。

「もう、やだ。やだやだ!!ダサいよ・・・。恥ずかしいよ〜!パーマ落としたい…。
 マジ後悔。何とかしてよ〜〜(泣)」

その頭で学校に行けば、餌食となる事、間違いなしだ。


んで速攻、父には内緒でパーマを落とした。



故、パーマを希望される方へは、最善の注意が出来る。

そして、近頃はパーマをご希望される方が多い。

皆さん勘違いされるケースがある。
パーマのかかりやすさについて。

よく、こんな声を耳にする。
『私の髪質って硬いから、かかりずらいって、以前美容師さんに言われたの』

確かに、もっともなご意見。
だが、硬い髪質の方の場合は、パーマをかける事において簡単だ。

薬液で柔らかくすればいい。

そもそも、パーマの原理を簡単にいうと。
同時進行ではあるが、1液で髪を柔らかくして、ロッドで形状を形成させ、2液でその形を固定する。

余談ではあるが、この原理的に、パーマがかかりすぎておばちゃんパーマのようになってしまった場合は、この1液を付ければ、パーマは伸びる。

わざわざ、ストレートパーマ液を付ける必要はない。
(ロングの場合は、別だが)

なので、硬い方は、柔らかくすればいいので簡単という事。

逆に、実は難しいのは、パーマや、カラーを繰り返してしまい、すでに髪が柔らかくなってしまっている方だ。

だが、こういった方もパーマが出来る。

『クリープパーマ』という、やり方をする。

これなら、柔らかい髪質の方でもちゃんと、かけることが出来る。

ただし、ブリーチされている方へは、いくらパーマ液が進化したといえ、100%すすめない。

やはり、以前書いた、ビビり状態になってしまう。

そして、パーマデザインにおいての、課題。

お客様がスタイリング出来るかどうか。

私の場合は、1週間後に来てもらうケースもあれば、あえてパーマ料金を頂かないケースもある。

『きれいにパーマがかけられた!』

その時の満足感は、自分だけのものだ。

しかし、本当のお客様の満足感は、その方が普段の生活を過ごさなければ分からないもの。


例えば、外食。

ご飯の旨さ・不味さは、その瞬間にわかる。

お金を対価として払いたいのか、払いたくないのか。


ヘアカラーは、これに近い。その時いい色になったかどうか。


パーマは、歯医者で治療した後や、整形外科での施術後のイメージだ。

患者さんと共に、治していく。

お客様と共に、美しさ・格好よさを追求する作業だ。

スタイリングにおいて、出来たところ、逆に難しかったところ。
改めて、カウンセリングを通して直すケースもあれば、ポイントにより、パーマを取ってしまうケースもある。



しかし、この二人三脚で歩めた時、美容師だからこその喜びを感じる。













2015年7月13日月曜日

贅沢なシャンプーマッサージ

City Hairでは、シャンプーマッサージにもこだわりがある。

『いかに寝てもらうか、どうかだ』

リラックスの最上級は、『落ちてしまう』事にある。

自分がアシスタント時代。

シャンプーが終わり、お客様を起こして差し上げた瞬間の「あ〜、気持ちよかったわ」にどれだけ応援された事か。

また、自分が成長していく段階でも、シャンプーチェックがある。
慣れることは、重要だ。

しかし、小慣れてしまうのは、落ち度につながる。

それだけ、シャンプーとは、美容師としての基盤なのである。

お客様ごとに、その強弱。速度。お湯加減を変える。

雰囲気で、察してあげるのだ。

そして、編み出した必殺技もある。

それが、『メロシャン』だ!

サロンでは、至る所で音楽が流れている。

そのメロディーに合わせて、シャンプーマッサージのリズムをとる。

すると、どうだろう。

頭の中に流れてるメロディーとリンクし、快適な睡眠へと誘われていくのだ。

そうした時に、『ここの音楽何?有線?何かいい曲だわね♪』

このようなリアクションをして頂ける。

そんな時、私の心も踊っている。

したり顔のグッジョブを自分に向ける。



余談をひとつ。

たまに、こんな事を聞かれる。
「シャンプーの時、首を起こした方がいいの?それとも力を入れない方がいいの?」

正解は、「首を曲げてもらう」が丁度いい。

『起こす』となると、皆グイッと腹筋で持ち上がってしまい美容師は焦る。

手に持っているシャンプーヘッドから噴水がごとく、シャワーが噴射してしまうのだ。
ドーン!!



周辺水浸しの恐怖感が美容師を襲う。


『曲げる』の意識だと、ほんの少しの力なので、しかもそれがサポートになる。

『力を全くいれない』状態より、正直ありがたい。




シャンプーをヘアカラーの後。そして、パーマをされた後もやって差し上げる。

以前は、パーマをした後は直ぐには洗わない説が慣習。

しかしそれは、通常のシャンプー剤に限りだ。

バーデンスなら大丈夫。

何より、パーマってやつは、ずっとロッドに巻かれていた状態ゆえ、非常に痒いのだ。

ガシガシ洗ってもらいたいもの。

そんな時、メロシャンの登場だ!


心地イイ事、この上なし。
贅沢なひと時を、お届けします。



2015年7月8日水曜日

皮膚科って・・・



私は、3年前に皮フ病にかかってしまい、毎日かゆみがひどい状態でした。
病院に通院して医師の処方通りに対応していましたが全然治らずに悩んでいました。
そんな状態を半ば諦めていましたが、須永さんから紹介してもらった、バーデンスのシャンプーを使い続けると、醜かった皮フの炎症が次第によくなっていきました。
今では、皮フの炎症も少なくなり、かゆみに悩んでいたのが嘘のようです。
時々、バーデンスのシャンプーを切らしてしまい、市販のシャンプーを使うことがありますが、使っていると炎症がでてしまうので、バーデンスのシャンプーの効果をすごく感じています。
ぼくにとって、なくてはならないシャンプーになりました。

                     Y・Kさん 33歳 プログラマー




皮膚科さんって、なんなんだろう・・・

上記のお客様しかり、うちのアシスタント大野君しかり、アトピーで悩まされ続けたというお客様方。

かくいう私も、小さい頃は、皮膚科さんでアトピー治療でお世話になった。

小さいながら、その記憶は覚えている。

背中〜おしりにかけて、看護婦さんに『何かお薬』を塗られていた。
(ちょいと恥ずかしかった記憶)
今思えば、ステロイド子供用みたいなものなのだろう。


そして、一昨年の、12月暮。

忙しかったせいなのか・・・寒さによるものなのか・・・ストレス?

サロンのディスプレイを求めて、原宿の雑貨店を巡っていた頃。
ムズムズ・・・ん?・・・なんか・・・ムズズズズ・・・か、痒い・・・妙に痒い・・

我慢しながら、服の上から掻きむしり、サロンに戻り、全身鏡に自分を映し出した。

『んじゃ、こりゃ〜〜!』
↑とりあえず腕だけ記念に撮っておいた

己が、気色悪い程の、蚊にさされたような、水ぶくれのような。

蕁麻疹大発生!緊急事態大発生!

でも。

今まで、いろんな方々のお話や体験談を聞いていたために、皮膚科には行かなかった。

自分なりに対処してみた。
徹底してせっけん洗濯に切り替え、(タンスに入っているのも洗い直し)
乾燥もすごかったので、ワセリンを塗って過ごした。

その時は、2日間で治った。

しかし、その渦中にいる時の恐怖感は忘れられない。

『もうずっと、このままなんじゃないか?』とさえ思った。

この経験をお客様に言うと、『え?病院行かなかったの?』というリアクション。

だって行ってもお約束の、【ステロイド】でしょ?

詳しく調べると、行かなければならない症状もある様だが。

しかし、大概はステロイドで抑えて様子をみる。様子をみるだけだ。

アトピー・ニキビ・肌あれ・・・もろもろの皮膚疾患。
治療の大半は対処療法。臭いものに蓋をする感覚だ。


バーデンスを理解した事による、大きな疑問と気づきなのだろう。

疾患って「根本を変えていかないといけないよ」っていう体からのサインなのだから。



2015年7月4日土曜日

骨折を経て、反省と発見

本っ当〜〜に、情けなく・惨めで・悔しく・恐怖を感じた。

剥離骨折。

みるみるうちに腫れ上がり、「自分の手じゃ無いんじゃ?」と錯覚する程。

最初の1〜2日は、現実を受け入れられなかった。

大袈裟かもしれないけど、商売道具の手の骨折。最高に自己嫌悪。



ただ、自分の事より、お客様の事。



すでにご予約頂いている方・これから来てくださるであろう方々に速攻お詫びのDMを作った。
そして一言コメントも添えて、すぐさま投函。



しかしそれだけではダメだ。


運良く連休という事もあったので、店にこもって負傷した状態での技術の見直し。

いかにして、カット・カラー・パーマが出来るかの研究。

すると、徐々に出来る!という一筋の光を見いだした!

その度、安堵感とやる気に包まれる。

本気で、何とかしようとすれば、何とかなるものだ・・・。

そして、営業日を迎えると、なんと!

こんな間抜けな私に、お見舞いをお持ちくださる方。心配して、お電話くださる方。

本当に、感謝致しました。

自分が25歳だった頃、こんな話を耳にしました。

『成功するには、10年かかる。まずは、成功の種を蒔く。そこから10年経って得られるんだよ』と。

10年経った今、この骨折を通じて、思います。

普通に技術できるって事の、なんたる素晴らしさ!幸福感。

若い頃、いろんな物に迷い続け、目移りもし、右往左往してきた。

種から芽が出て思う事。

【初心忘るべからず】ですね。

技術って、やっぱりいいね!










2015年7月2日木曜日

植村 隆博氏

美容の世界に入ってから、基本的な技術は、父やスタッフの諸先輩方から学んだ。

そして、自分も大学に行きながら美容専門学校に行き、春休み・夏休み等のまとまった休みは、すべてサロンワーク+練習に励んだ。

ヘアコンテストにも積極的に参加し、ヘアショーの舞台にも立った。

自分なりに、技術には自信があった。

そして数年が経ち、ある人物の技術セミナーに参加。
植村隆博氏』だ。

【植村隆博プロフィール】
 英国のヴィダル・サスーン アートディレクターを経て1997年に帰国し、ヘアサロンDADA CuBiCをオープン。2002、03年JHAグランプリ2年連続受賞。04年DADA DESIGN ACADEMY(D.D.A.)開校。09年JHA 青山芸術祭賞受賞。サロンワークを中心に一般誌・業界誌の撮影やヘアショー、セミナーで活躍。各種著書やDVDの発刊。教育活動にも注力していた
衝撃的だった。

セミナーの内容に対して、あまりにも自分の未熟さを痛感。

カットの構造に関して、ぶっちゃけ。

【全っ然わかんねぇ!!】

それからというもの、その方の開催しているカットスクールに足しげく通い、
(学んだ技術はその都度、スタッフにも共有しつつ・・・)
4年もの期間、ベーシックからクリエイティブまでしっかり学ばせてもらいました。

そのおかげで、カットの仕組みや、『型』について、より一層の理解と向上につながった。


なので、今ある自分は、その方のおかげと言っても過言ではない。


しかしその方が、亡くなったのだ。

2013年12月1日、『ガン』によって。
44歳というあまりにも若く、早過ぎる死・・・。

美容界の第一線を走ってきた人の、宿命なのか。
今日の、美容技術発展において一役かった方なのだ。


身につけた、大切なこの技術。知識。経験。

必ず、次の世代につなげて行こうと思う。