2015年7月13日月曜日

贅沢なシャンプーマッサージ

City Hairでは、シャンプーマッサージにもこだわりがある。

『いかに寝てもらうか、どうかだ』

リラックスの最上級は、『落ちてしまう』事にある。

自分がアシスタント時代。

シャンプーが終わり、お客様を起こして差し上げた瞬間の「あ〜、気持ちよかったわ」にどれだけ応援された事か。

また、自分が成長していく段階でも、シャンプーチェックがある。
慣れることは、重要だ。

しかし、小慣れてしまうのは、落ち度につながる。

それだけ、シャンプーとは、美容師としての基盤なのである。

お客様ごとに、その強弱。速度。お湯加減を変える。

雰囲気で、察してあげるのだ。

そして、編み出した必殺技もある。

それが、『メロシャン』だ!

サロンでは、至る所で音楽が流れている。

そのメロディーに合わせて、シャンプーマッサージのリズムをとる。

すると、どうだろう。

頭の中に流れてるメロディーとリンクし、快適な睡眠へと誘われていくのだ。

そうした時に、『ここの音楽何?有線?何かいい曲だわね♪』

このようなリアクションをして頂ける。

そんな時、私の心も踊っている。

したり顔のグッジョブを自分に向ける。



余談をひとつ。

たまに、こんな事を聞かれる。
「シャンプーの時、首を起こした方がいいの?それとも力を入れない方がいいの?」

正解は、「首を曲げてもらう」が丁度いい。

『起こす』となると、皆グイッと腹筋で持ち上がってしまい美容師は焦る。

手に持っているシャンプーヘッドから噴水がごとく、シャワーが噴射してしまうのだ。
ドーン!!



周辺水浸しの恐怖感が美容師を襲う。


『曲げる』の意識だと、ほんの少しの力なので、しかもそれがサポートになる。

『力を全くいれない』状態より、正直ありがたい。




シャンプーをヘアカラーの後。そして、パーマをされた後もやって差し上げる。

以前は、パーマをした後は直ぐには洗わない説が慣習。

しかしそれは、通常のシャンプー剤に限りだ。

バーデンスなら大丈夫。

何より、パーマってやつは、ずっとロッドに巻かれていた状態ゆえ、非常に痒いのだ。

ガシガシ洗ってもらいたいもの。

そんな時、メロシャンの登場だ!


心地イイ事、この上なし。
贅沢なひと時を、お届けします。



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